れじぇんず12 アシダカさま



ご注意ください。アシダカさまとは、ジブ×アニメでヤックルに乗った好青年では
ありません。特に、クモが苦手な方は、この文を読んだ所で”戻る”をクリック
される事をお勧めいたします。
警告したからね!続きを読んで、キモいの、グロいの、悪趣味のって言わないでね♪


 唐突ですが、夫はクモが嫌いです。
心の準備なしに遭遇すると”わっ!”とか、”きゃっ!”と小さな悲鳴をあげることも^m^
うちの中に常駐してるのはハエトリグモという、小さくて黒い、跳ねるクモだが
これも嫌でたまらないらしい(常駐させるなよ、主婦〜)
自分で触りたくないから、私や息子に”国外退去させてぇ〜”と懇願する。
でもね、私、こんなちっちゃなハエトリじゃなくて、本当はいて欲しい子がいるの・・・

 私が子供の頃住んでいたのは、温暖な地にあるボロくてでかい家でした。
なので、当然のように、メスのカブトムシと見まごう程でかいゴッキーが
かさかさと駆けずり回っておりました。
(えぇ、足を駆け上られた事だってしょっちゅうでしたとも。ぞぞぞ)
だから、ゴッキーは大っ嫌い。あのテカリ具合、ひこんひこんする長〜い触角も
予告なしに飛ぶ所も、ホイホイの中を駆け抜けてしまう俊足も、ぎゃ〜〜!イヤ!!

そんなゴッキーの天敵であるアシダカさまをありがたがるのに
なんのためらいがありましょうか・・・!
大人の手を広げた位にもなる逞しいぼでぇ
大きさの割りに、細くて剛毛のはえた手足
でっかいゴッキーを中足で軽々と抱えて走るりりしさ
網なんか張らない、根っからのハンター、アシダカグモ
ゴッキーを追って、ホイホイに駆け込むと、油足のゴキは通過できても
着地面積の広いアシダカさまは、くっついてしまい気の毒な事・・・
私は、アシダカさまが、我が家にもいたらな・・・なんて思うのです
あのお方がふすまに張り付いていたら、なんて心強いでしょう。うっとり
とたとたという足音が懐かしいのです。遠い目

でも、夫は”アレを招き入れたら、オレは家出してやる〜;”と真顔
夫婦でも相容れない所があるのです・・・(←おいおいおい!)


愛しのアシダカさま♪ 写真提供:うにさん(勝手にもらったーっ!)

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狐茶屋