手作りの部屋・わいるど・くっきんぐ 実践編

もらった梅で梅三昧

 

ある鳥見ポイントでのこと、目的の鳥さんが前日で立ち去ってしまいました。
 常連さんとしばしおしゃべりの後、「じゃ〜、うち帰って久しぶりに梅干しでも
漬けますわ」と、挨拶みたいなつもりで言ったところ、後ろにある梅の木を指して
「この梅、持ってきなよ。毎年、誰にも食べてもらえず、腐るままなんだ。いいよ♪」と
そこにいらした全員で梅落し・拾いを手伝って下さいました。その量1.8kg
小粒だし、不揃いだけど、気持ちのこもった梅はぜひ食わねば!
久々にわいるど・くっかー魂が燃え上がりました。ぼぼぼぼぼ〜!
  

まず梅を洗います。
Tさんが拾うと、くすくす笑いながらその上の実を(わざと)落とすおちゃめなK先生の姿を思い出すと、つい顔がほころんでしまいました。

ペーパータオルで1粒づつ水気をぬぐい、へたを取ります。
大きなタッパー容器に、ごみ袋を敷き、梅・塩・梅・塩の順に並べます。
    塩の量はカビないよう、梅の重さの20%としました。

なるべく空気を抜くように、袋の口を絞ります。

重さが均等にかかるように、皿を乗せ、重石代わりに水を入れたタッパーを乗せます。

梅酢があがってくるまで、しばし放置。
あがってきたら、重石を取ります。
梅を漬け込んでから11日め、赤紫蘇を買ってきました。
    洗って、紫蘇の重さの20%の塩でもみ絞り、あくを出します。
袋をあけ、梅を覆うように広げて乗せます。
   
重石は皿だけにし、土用干しを待ちます。

3週間後、梅をざるに上げ、重ならないように並べます。

がりがりの晴天の日を狙って土用干し。
ここで雨に濡れたらタイヘンです!

3日間干して完成♪途中、裏返して両面干します。

真っ赤な梅酢と塩漬けの紫蘇葉もできました。

塩漬けの紫蘇葉はざるにひろげ、こちらも土用干し。。
意外と乾きにくいです。からからになったら、ミルで粉々にしてゆかりふりかけに♪

新ショウガを刻んで、梅酢に漬け込み、紅しょうがに♪。
何度も楽しい”あおば橋の梅三昧"の完成です^o^


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