お気に入り本箱・J・R・R・トールキン  トールキンといえば”指輪物語”というくらい有名だ。”指輪物語”を初めて読んだのは 高校生の頃、試験期間が近づこうが、取り付かれた様に読みはまった覚えがある。 (テストの結果?恐ろしい事は思い出したくないわ;)
次に読んだのは勤め始めてすぐ、研修で山ん中の工場の寮に入った時、 残業もないけど、遊びに行く気にもなれず、重いハードカバーの本を ごろごろ読んだ。そして、最近、子ども達が手がかからなくなってきたのと、 指輪物語が文庫本になっているのを見つけ、またまたはまりこんだ。 思えば、この物語は何年か毎に読み返している。次にはまるのはいつだろう?

最後にはまった頃には、横浜市立図書館の蔵書検索ができるようになっていたので、 トールキンの著書を色々見つける事ができた。そこで分かったのは、小学生の頃、 図書室で読んだ”農夫ジャイルズの冒険”や”星をのんだかじや”が同著者だった事。 子ども心に、わくわくどきどき読んだ物語が、あの指輪物語と同じ人が書いたものだったのね〜と, 妙な感動を覚えました;
他にも、トールキンは子供向けのお話を書いていました。というか、自分の息子達に、 サンタクロースになりきって、お手紙を書いていたんです。ステキな挿絵付きで♪
その期間はなんと20数年!後に受け取った息子さんが、それをまとめて絵本にしたのが”サンタクロースからの手紙”です。 助手のシロクマや、贈り物を守る戦いなど、サンタさんもタイヘンなのです^-^;

あまりに有名な”指輪物語”は、ここで私があれこれ書いても興ざめされるでしょうから、内容については触れません。でも、まだ読んでいない方が、興味を持ってくださったなら、まず、”ホビットの冒険”を読んでから、”指輪物語”を読んで頂ければとおもいます。で、一度読んだ事がある方は、”シルマリルの物語”と”終わらざりし物語”を読んでから、今一度眺めていただければ、10倍楽しめるのではないかと思います。
 よく、”指輪物語はで出しだけで、断念しちゃった;”と仰る方がいらっしゃいますが、これはもったいないです。 だったら、”ホビットの冒険”を読み、”指輪物語”の冒頭部分の読みにくい部分を飛ばしてリトライしてください。 きっと、驚くほどすいすいと読めますよ。ふふふ、そして アナタも中つ国の住民になってしまうのです。怖くないよ〜、おいで、おいで〜


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